起業とビジネスの仕組みとは

企業とビジネスの仕組みの基本について記載されている書籍は多いですが、本質を伝える書籍は少ないです。企業は経営者と従業員から成り立ちます。企業は営業活動をする団体です。

最小の企業組織は社長一人です。社長一人で営業マンをするだけでも企業です。これが基本です。これに、体制ができてくると大きな会社になってきます。

製造業で考えると、最小の会社は社長一人が人材派遣をするのが最小の製造業の会社です。そのうち、社内で開発を始め、社内に開発体制を整えるようになります。それまでは、右から左に仕事を投げているだけだったのが、社内で開発もするようになります。当然、社内工数が発生してきます。社内工数を上回る利益を上げるために、営業活動を促進する必要が発生してきます。そのために、営業マンを増員します。そして、営業と生産部門の管理のために、総務や経理を雇用します。これが会社の基本です。

あくまでも、基本的には社長一人が会社の最小単位です。一人社長でも大きな会社でも、業務内容は大きな目で見れば同じです。大きな会社は業務が細分化され、大人数で分配されているだけです。たしかに大人数がいたほうが、同じ稼働時間の成果は変わりますので売上は多くなりますが、会社の基本は一人社長です。あとは、従業員ができたら継承されていくだけのことです。