起業する際に必要となる4つの財産

ビジネスにおいて必要と言われるのは、ヒト、モノ、カネ、スキルの4つの財産です。独立起業では特に個人の力が求められるので、この4つの財産がそのまま自分に求められる可能性も高いです。

ヒトは、自分が持っている人脈のことです。もしサラリーマンから独立起業するにしても、取引先や固定客を持っていれば、滑り出しが良くなります。また、開業資金を少なくて済む可能性があります。助言者となるメンターがいれば、かなり心強いです。

モノや店舗や機材、それを購入するための資金がカネです。

専門的知識や技術力、キャリア、資格はスキルということになります。

独立起業を考えた時に、この4つが揃っているかどうかをまず考えてみましょう。もし足りない場合には、ヒトなら商工会セミナーに参加したり、同業者のお店に通って親交を深めるなどで対応できます。

モノなら中古品やレンタル、ネットやSOHOなどの事業形態を見直してみると良いでしょう。カネは、家族や金融機関からの借入を検討したり、預貯金が貯まるまで開業を控える方法があります。スキルは、FC(フランチャイズチェーン)に加盟したり、スキルを持つ人材を雇う、資格を取得する、などで補うことが可能です。