コスト削減で経営利益を上げる術とは

売上を伸ばすことを考える前にコスト削減を検討しましょう。

経営者は売上の改善ばかりを意識しがちですが、景気後退の状況では、売上目標をたてても、なかなか実現は難しいものです。売上が増加し、経営状況の改善されれば、一番いいのですが、現実は厳しいものです。

まずは、社内の無駄なコストの削減を実施することから始めていきましょう。業務内容の見える化を行い、日々の業務の流れの中で、無駄なコストを洗い出していくことです。

たとえば、DMの発送等にしても外部委託せずに社内で行えば、それだけでもコストが削減されて利益は増加します。収益を増加させることばかりを考えずに、費用を減少させることで、利益の数字をあげることを考えるのも重要です。日々の会社の営業を考えていけば、いろいろ無駄な部分は見えてくるはずです。掃除の外部委託を社内で行うようにするのも、立派なコスト削減になるものです。人件費を減らすためには、内政のシステム化というのも重要です。手間暇のかかる在庫管理作業もシステム化すれば人件費を減らせるだけでなく、スピーディーに正確になります。システム構築に初期費用は掛かりますが、こちらのようなバーコードプリンターを使った在庫管理システムを導入するといいでしょう。働き方改革を政府が掲げていますが、社内の無駄飯ぐらい人材というのは意外といます。本当に実力がある人間は、自ら動きますが、その手の人材は寄生虫のごとくひっそりと居残ろうとするだけです。システム化で大義名分を奪ってしまい、きちんとノルマが徹底された環境で管理しないと生産性が上がりませんよ。

売上を向上させて利益を向上させられれば、一番いいのですが、まずは、一番、身近なコストの削減から実施していくのが、一番、簡単な経営改善になります。まずは、無駄なコストの削減を実施し、その上で営業利益の向上を目指しましょう。まずは、経営の見える化からです。